思いついた科白のメモ。予告も無く増えたり減ったりします。

七つの大罪が一つin早春(米英日)

「なあイギリス、これって罠だったのかな」
「ああ、まんまと嵌められた……しかも抜け出せない」
「でもあったかくて気持ちいいぞ。これって本当に罠なのか?」
「罠だ罠。狡猾極まりない罠だ」
「ん、そうか、罠か」
「こいつは一見無害だが、その実とんでもない悪魔だ。俺達の気力体力その他諸々をじわじわと奪っていく」
「ん、眠くなってきた」
「ほらな、やっぱり罠だ。っていやまて寝るな」
「おやすみ」
「……だめだ、俺も、眠く、」

「……あの、お二人とも馬鹿言ってないでさっさとコタツから出てください。今日こそ片付けますから」

・コタツは七つの大罪が一つ「怠惰」の化身らしい。(2009.03.01.)

直近のメリカと本田さん(+ギリス)

「聞いてくれ日本!頼みがある!」
「はあ、嫌な予感しかしないのですが一応聞かせてください」
「逆日銀砲を撃ってくれ!」
「……あの、逆って何ですか」
「だからあの時の逆だよ!円を売ってドルを買いまくるんだ!そうすればきっと、」
「嫌です無理です馬鹿な事言ってないで働け」
「ん?もしかして俺は嫌味を言われているのか?」
「嫌味どころかものすごくストレートに言ったつもりなのですが!」
「君の言い方は判り難すぎるぞ。イギリスよりも判り難い!」
「ではイギリスさんにも言って御覧なさい。鼻で笑われますよ」
「いや、眉ひとつ動かさないで、日本に直接言ってみろって言ってたぞ」
「……」(丸投げですか?)

・ふと思いついたことをメリカに言わせてみた。(2008.11.24.)

偉そうな英(割とデフォルト)とトラウマ持ちの独

場面:サブプライム直後あたり。ニューヨーク市場を見て世界恐慌を思い出したドイツは、ついでに戦前のハイパーインフレなんかも思い出しちゃってトラウマ発動。気が動転していたため、ギリスに電話。

「まず始めに言っておくが、お前、電話する相手を間違えてんぞ」
「いや間違ってはいない」
「フランスかイタリアあたりにかけろよ。少なくとも俺よりは優しく話を聞いてくれる」
「俺は具体的な事実を知りたいんだ。これからアメリカはどうなる?お前は?日本は?俺達は?もし、あの時のように……」
「今はマルクじゃなくてユーロだろ」
「しかし、しかしだな、」
「落ち着け、見苦しい。少なくともお前とフランスがまっすぐ立ってるうちは平気だろ。それともなにか、お前は俺に、そんな信用に足らない通貨を導入しろと言ってたわけか」
「……いや、違う」
「それからもうひとつ。金融界で生きている人間ってのは、お前が思っている以上に賢くて逞しい。だから信用してやれ」
「あ、ああ、それもそうだな。……イギリス、」
「ああ?この程度の助言で納得するんだったら、始めっからフランスに電話しろ!そんなふうに要領が悪いから、お前はクラウツなんだよ!」

がちゃん。

ドイツはたぶん礼を言おうとしたんだけれど、
それを察したギリスが礼なんざ聞きたくねえ!と思い強制的に通話を終了。
それにしてもサブプライム問題は現在進行形で続いているので、ネタにしにくいです。
かなりのモエ宝庫だとは思うのですが。。

仲の悪すぎる英と露

場面:どっかの会議室。なんかの会議前。

「君はいいよね。遺産はきちんと相続して自分は楽隠居。毎日お気に入りの紅茶を飲みながら高みの見物決め込んでればいいんだから」
「そうだな。お前みたいに、ガチガチに締め付けないと体裁保てないやつは、四六時中気も抜けずに、さぞかし苦労してるんだろうな。俺みたいな怠け者には、とてもじゃないが真似できない。まったく、その勤勉さには、頭が下がる思いだ」
「うわあ君がそんなに心を砕いてくれてるとは思わなかったよ!だって君ってばろくに僕を見もしないから」
「ああ、それは失礼。これからは、見るに耐えないものにも、きちんと目を配ると誓おう」
「へえ、君って意外とか細い神経してるんだね」

↑にドン引きな仏と独

「ええっと、こいつらどうしよう?なんかめちゃくちゃ悪寒がするんですけど」
「落ち着け。暖房は正常に機能している」
「んじゃあ落ち着いてるお前が止めてよ。少なくとも俺よりは耐性あるっしょ」
「……胃に穴が空きそうなんだが」
「大丈夫!お前の胃はそんなにヤワじゃないよ!ガンバ!」
「無責任なことを言うな!」
「だって鍛えられてんだろ、冷戦とかで!」
「……あれはむしろトラウマなんだが」

そして愛すべき能天気野郎こと伊ちゃん登場

「遅れてごめーん!でもちょっとシエスタしすぎちゃっただけだから!だから怒らないでねドイツ怒らないでーって、あれー?みんな、どうしたの?」

これにてお開き。

短めなセリフ集

「ああ……現実の女性というのはどうしてこうも汚いのでしょうか」
「ちょっと待て日本その発言はいろんな意味でやばいぞ!」

「プードルは黙ってよ」
「なんだって!?」
「あれ?どうしてアメリカ君が怒るの?」

「あ!君は確か、セ……セイロン??」
「セーシェルですっ!!」

「イギリス病?動脈硬化で血液が固まって石頭になって体内が腐っていく病気かい?」

「彼の背後にはいつも君の影がちらつくんだ。ねえ、トロイの木馬はどっちなのかな?」

日本とギリス。たぶん日露戦争手前。

「しかし私がロシア語を覚えたところで、使う機会など無いわけですから…」
「なに言ってるんだ。敵国の言語を覚えることは大事だぞ」
「ああ、なるほど。だからイギリスさんは語学が堪能なんですね」
「……日本。お前ってさりげなくグサっとくること言うんだな」
「え!?そうですか?」
「いやいいんだ。事実、俺の周りは敵だらけだ」

イギリスってまわりじゅう敵だらけですよね★

メリカとセーちゃん。たぶんセーちゃん独立後。

「だから、ここらへんにドーンとスパ施設でも建てれば、」
「だめです」
「観光客も海を眺めながら癒しのひとときを」
「んなもん建てたらサンゴ死んじゃいます!」
「少しくらい良いじゃないか」
「良くないです!これだけはぜってぇ譲れませんっ!」
「君もたいがいガンコだね、まるでイギリスみたいだ!」
「なんだとこのアホメガネぇえええ!」

セーちゃんのとこにバカンスに来る人達は、自然による癒しを求めているんだよ。

スイス。ウィーン会議

「ちょっと待ってマジ悪かったって!」
「悪かったと思うのならば近寄るな!もう貴様らなど寸分たりとも信用できん!」
「心閉ざさないで!そんなふうに壁作ってるとどっかの友達ゼロの島国みたいになっちゃうよ!?」
「オーストリア!我輩は本土へ帰らせて頂く!」
「よろしいのですか?」
「貴様らのダンスパーティに付き合っている暇は無いし義理も無い。中立さえ承認していただければそれで結構!」
「……わかりました。それでは、お気をつけて」
「ああ」
「待てってば!お願いだからお兄さんの話も聞いてえ!」

ぶち切れスイスさんは良い。すごく良い。
あ、オーストリアさんは議長です。

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